関東大会出場を賭けた県予選会3位決定戦の時ほど、熱くなることも入れ込み過ぎることもなく、冷静で落ち着いた気持ちでこの日を迎えました。
それは、決して奇跡や波乱を起こしに行くのではなく、ただ普通に勝ちに行くだけであると思っていたからです。
そして、『決してここは大一番ではない。ここは花園へ向かっての通過点である。大一番はあくまでも決勝戦なのだ!!』と思っていたからです。
そう言い聞かせていたのではなく、本気でそう思っていたからこそ、冷静にこの日を迎えられたのであると思います。
・前半2分、明和県央、先制トライ!!
太田高校0対5明和県央
・9分、明和県央、トライを挙げるとともに、コンバージョンキックも成功!!
太田高校0対12明和県央
・15分、太田高校、トライを挙げるとともに、コンバージョンキックも成功!!
太田高校7対12明和県央
さぁ、反撃開始だ!!
しかし、
・15分、明和県央、トライ!!
太田高校7対17明和県央
このまま前半が終了し、いつものように前半を振り返り、後半の対策を立て、先生の指示を仰ぎ後半戦へと向かいます。
後半開始早々、明和県央の反則により
・1分、太田高校、ペナルティキック成功!!
・5分、明和県央、トライを挙げるとともに、コンバージョンキックも成功!!
太田高校10対24明和県央(前・後半トータル)
逆に、この辺りから徐々に引き離されてしまいます。
・13分、明和県央、トライを挙げるとともに、コンバージョンキックも成功!!
最後まで前橋高校戦と同じで、明和県央の選手が楕円球を後方に蹴り出し、プレーを切りました。
ノーサイドのホイッスルが、無情にも群馬県営サッカー・ラグビー場に響き渡り、とうとう来てほしくない、見たくない瞬間が来てしまいました。
仰向けに倒れ込む選手、膝から崩れ落ちる選手、天を仰ぐ選手など・・・
それは、太高ラガーズ2016・太田組の終わりを告げた瞬間でもありました。
・13分、明和県央、トライを挙げるとともに、コンバージョンキックも成功!!
太田高校対10対31明和県央(前・後半トータル)
これ以上得点を許すと、いよいよ厳しくなってしまうと思い始めましたが・・・
・21分、太田高校、モールで一気に押し込み、吉岡君(3年生)がトライ!!
これ以上得点を許すと、いよいよ厳しくなってしまうと思い始めましたが・・・
・21分、太田高校、モールで一気に押し込み、吉岡君(3年生)がトライ!!
太田高校対15対31明和県央(前・後半トータル)
まだまだ諦めないぞと思っていましたが・・・
・26分、明和県央、トライを挙げるとともに、コンバージョンキックも成功!!
太田高校対15対38明和県央(前・後半トータル)
最後は、なんとしてももう1本トライを奪うぞと、"太田魂"で攻めて攻めて攻め続けました!!
それは、新人大会準々決勝・前橋高校戦の試合終了間際に、太田高校が前橋高校の猛攻を耐えに耐えに耐え抜いて勝ち切った光景とちょうど逆の光景でした。
それは、新人大会準々決勝・前橋高校戦の試合終了間際に、太田高校が前橋高校の猛攻を耐えに耐えに耐え抜いて勝ち切った光景とちょうど逆の光景でした。
しかし、明和県央に、ここで絶対に得点はさせないという花園常連校としての意地・気迫と、簡単に得点を許して決勝戦に向かってスキを見せたくないという強い気持ちを見ました。
多くの方の思いがこもった"太田魂"をもってしても、明和県央のディフェンスを崩せず、"最後の1本"を奪うことはできませんでした。最後まで前橋高校戦と同じで、明和県央の選手が楕円球を後方に蹴り出し、プレーを切りました。
ノーサイドのホイッスルが、無情にも群馬県営サッカー・ラグビー場に響き渡り、とうとう来てほしくない、見たくない瞬間が来てしまいました。
仰向けに倒れ込む選手、膝から崩れ落ちる選手、天を仰ぐ選手など・・・
それは、太高ラガーズ2016・太田組の終わりを告げた瞬間でもありました。
【最終結果】
✕太田高校15対38明和県央〇
整列に向かう、両校の選手があいさつを交わす、お互いを称え合う、3位の表彰が終わる、両校の選手が握手をしながら自校のベンチに戻る、スタンドの応援団にお礼のあいさつをする、全部員が集合し金田先生、田口先生の話を聞く、3年生1人1人りが思いを語る・・・
我々の悲しみはさておき、そんな光景が次々と目の前を過ぎ去っていった。
選手達もその空間にいつまでもい続けたいのか、抱き合ったり語りあったり名残惜しく遠くを見つめていたりしていました。
『そうだよな、ここで負けたくなかったもんな。花園行くはずだったんだもんな。この2年7ヶ月、本気で花園目指してラグビーと向き合って来たんだもんな。
試合が終わったからって、さっさとその場から離れることなんかできないよな。心いくまでそこにいればいいさ!!』
試合が終わったからって、さっさとその場から離れることなんかできないよな。心いくまでそこにいればいいさ!!』
我々保護者としても同じ思いで、最後まで、選手達がフィールドにいる光景を見届け、選手がフィールドを後にしたのと同時にスタンドを後にし、選手の出迎えに向かいました。
選手が出てくるまでしばらく時間がかかりましたが、ようやく出てきた選手は、ひとしきり涙したためか、晴れ晴れとした表情をしていました。
そして、改めて集合し、金田先生、田口先生の話を聞き、キャプテン・太田向柊君から保護者へ最後のお礼のあいさつがありました。
そして、改めて集合し、金田先生、田口先生の話を聞き、キャプテン・太田向柊君から保護者へ最後のお礼のあいさつがありました。
しかし、まだ名残惜しいのか、なかなか皆さん帰路に着かず、母子での写真撮影会が始まりました^^
ここまで来ると、もう和やかな雰囲気になり、楽しいひとときが過ぎました。その写真撮影が終了し、ようやく皆さん帰路に着き、3年生達は食事会へ向かいました。
こうして、最後は和やかな雰囲気のもと、太高ラガーズ2016・太田組の最終章は幕を閉じました。
太田組の船出から追いかけ始め、この応援BLOGも書かせていただきました。
ラグビー素人であるため、的外れなことも多々書いてしまったと思いますし、自分よがりのこともたくさん書いてしまったかとも思いますが、どうかお許しください。
ラグビー素人であるため、的外れなことも多々書いてしまったと思いますし、自分よがりのこともたくさん書いてしまったかとも思いますが、どうかお許しください。
それにしても、太高ラガーズ2016・太田組の先生、選手、保護者の皆さん、本当に大好きでした。
そして、恥ずかしいほど、燃えに燃えました。
これで終わりなのかと思うと、本当に寂しくてなりませんし脱力感がもの凄く大きいですが、明和県央という強豪私立高校に3度挑み、関東の舞台でも外国籍の大型選手を擁する目黒学院に勇敢に立ち向かって行き、決してラグビーだけに偏ることなく勉学にもいそしんできた彼らと、全国でも数少ない公立男子高校の群馬県立太田高等学校を誇りに思います。
そして、恥ずかしいほど、燃えに燃えました。
これで終わりなのかと思うと、本当に寂しくてなりませんし脱力感がもの凄く大きいですが、明和県央という強豪私立高校に3度挑み、関東の舞台でも外国籍の大型選手を擁する目黒学院に勇敢に立ち向かって行き、決してラグビーだけに偏ることなく勉学にもいそしんできた彼らと、全国でも数少ない公立男子高校の群馬県立太田高等学校を誇りに思います。
自分的には、ひとまず燃え尽きてはしまいましたが、少々休ませていただいた後、陰ながら太高ラガーズ2017以降の太田高校ラグビー部を応援していくとともに、『太高ラガーズ2度目の花園出場』という"夢"を追い求めてこれからを生きて行こうと思います。
もしかしたら、13日(日)に行われる『つなぐ会』や『1年のまとめ』的なことを書かせていただくかもしれませんが、ひとまずはここで一区切りとさせていただきます。
1年間、本当にありがとうございました。
ラグビー部ではありませんが太田高校OBです。
返信削除いつも楽しく読ませていただきました。
お疲れさまでした。
また花園に応援しに行きたいです。行きましょう!